インプラント手術の目的はフィクスチャーの埋入ではなく
機能、審美の両面の改善であるため
理想的にはトップダウントリートメントが望ましい

トップダウントリートメントとは?

歯科矯正治療というのはなぜ存在するのでしょう? 見た目でしょうか? 咬み合わせでしょうか? もちろんそういう理由も矯正の目的です。しかし、最も重要なのは歯列の維持のために清掃性がいい(掃除がしやすい)ことではないでしょうか?

もちろんブラッシングしやすいことは言うまでもなく、歯が解剖学的に適切なポジションにあり、正しい歯並びを作り出している状態は、食べ物の流れでもある程度きれいになるような構造になっているともいえるでしょう。逆に言うならば、そうだからこそこういった形態が何万年もかかって作られて今に至るのです。

このような歯列の獲得が、虫歯や歯周炎の最大の予防であることが北米などでは常識になっているために、こどもが歯に矯正装置をつけているのはごく一般的な風景になっています。

矯正の治療前

矯正の治療後


インプラント治療のトップダウントリートメント

骨の形態によって埋入位置が制限される

インプラント治療においても、歯のポジション同様、インプラントによって補われる歯のポジションが同様の理由で大変重要だと考えています。このようなインプラントでできあがる歯の位置を中心に治療計画を立てて治療を進めることを "トップダウントリートメント" といいます。

実にシンプルでもっともなんですが、歯の周りの骨は、歯がなくなるとみるみる萎縮してしまうので、元々歯があったところ、もしくは理想的な位置にインプラントを位置づけることは大変困難なのです。そこで、こういった事態を解決するために、造骨(GBR)してから、もしくは造骨と同時にインプラントの処置を行う必要があるのです。

さらに天然の歯は、骨との間にクッションのような組織が存在し、その中に血管や神経が走っていて歯の周りの血液供給を行っていますが、インプラントにはありません。つまり血液供給では天然の歯よりも不利なのです。そのためインプラント周囲には天然の歯以上に骨の厚みが必要で、なおかつ、強い歯ぐきが必要なのです。

骨の造成によって理想的な位置と方向へインプラント埋入


当院のインプラント治療のコンセプト

いかなる治療も永続性が望まれますが、そのためには清掃性、とくにそれ自体が持つ清掃性(自浄性)が、きわめて重要であると考えています。当医院ではこのようなコンセプトのもとインプラント治療を行っています。

リラックスした状態で

インプラントの手術に対して恐怖心の強い方や長時間開口には鎮静法を用いて、大変リラックスした状態で治療を受けていただけます。